金銀とGBAのエアームド その4 競合の存在
凄く簡単に言うと
金銀ネール >or≧ 金銀エア
GBAメタグロス >>> GBAエア
前者の評価は割と人によって変わる部分ではあるけれども、後者は鉄板。
競合について
ドラゴン技受けとして鋼タイプがパーティに必須という第4、第5世代と違って金銀とGBAでは別に鋼タイプをパーティに入れる必要はない。
(第6ではフェアリーの存在もあるし、ガルガブゲンスイボルトバシャみたいな鋼無いスタンもゴロゴロいるが)
だが、金銀でもGBAでも鋼ポケモンを入れる場合基本的には炎や地面、格闘弱点が被ってしまうのもあって2匹入れることは滅多にない。
地面や格闘技の一貫は切りやすいのだが、炎技が被るのが痛い所。
GBAだとボスゴドラだけ炎等倍だが特殊耐久が低いことやバシャーモ等の格闘技持ちの炎に弱いのでうまみが少ない。
不一致のカビゴンの文字程度ならば努力値振りでなんとかなるが、同じ不一致でもボーマンダクラスどころかマタドガスクラスでも普通に痛い。
あとは特定の相手を詰ますエアームド+特殊耐久振りレジスチルのような組み合わせも無くもないのだが、基本的には鋼ポケモンを2匹入れるのは他の4匹に穴埋めの負担が大きくかかるため無しと言えるだろう。
金銀の競合について
くろまなバトンブラ等のコンボ対策の「吠える吹き飛ばし要員」という点も含めて、ハガネールとかなり被ってる部分がある。
(対格闘、地面 と 対電気の耐性で違う部分も大きいが)
ハガネールはパーティの穴埋めや対マインケンタ、対ガルーラ等非常に便利な役割は持っているものの素早さと火力に問題があり最上位というわけではない。
また、競合同士であるエアームドとハガネールの相性関係は基本的にはエアがネールに対して安定して繰り出せる、かつハガネールはエアームドに対して決定的な打点を持てない。
(音ネール+地震カビ等についてはここでは置いておく)
爆破が非常に強いゲームではあるものの、硬いポケモンが多くハガネールの爆破で一撃で倒せないということも多い。
ハガネール以外での競合だとほぼフォレトスのみ。
こいつも金銀の硬い環境だと爆破の火力が足りないことが多い。
カビに無理やり突破されてしまったりガラの起点になったりと攻撃面がぬるいことが大きなデメリットになる瞬間も多い。
GBAの競合について
誰もがキャラランク1番目〜3番目の間(多くは2番目)に上げるメタグロスの存在が上げられる。
パーティ採用率が非常に高い上、3匹選出率も決して低くない(特に拘り鉢巻持ちの場合)
爆破の火力もシステムの変更や種族値の差もあって金銀ネールと比べて十分に足りており、拘らずともほとんどのポケモンをA176(意地っ張りで努力値36振るだけ)を倒すことが可能。
拘った場合は鈍い2積みの一般的なカビゴンまで倒せるというマジキチ火力。
競合同士のメタグロスとエアームドの相性関係は難しい所で、メタグロスがエアームド受けになることもあればエアームドがメタグロスを完璧に起点にすることもあるのだけれども打点という意味ではメタグロスはエアームドに対して十分に持っている。
またお互いが選出した際にメタグロスがエアームドを倒してしまうとそのまま勝ちということも多い。
他の鋼ポケに目を向けるとハガネールが少し強さが落ちてしまったが、フォレトスやレアコイル、ハッサムは金銀より明らかに強いし、ボスゴドラ レジスチル クチートといった優秀な新規ポケも存在する。
上位120キャラ程度の中でも金銀ではエアネールフォレレアコハッサムの4匹なのに対してGBAはそれに上記のポケモンを足して7匹がランクインしている。
エアームドを入れて特定のパーティに対して徹底的に対策するよりも、汎用性に優れたメタグロスを入れて詰みを無くす、といった広範囲を重視するプレイヤーが多い。
また、貴重なカゴラム残飯のどれかを食うエアームドと違って、メタグロスは拘り鉢巻もラムの実が無かったとしても先制の爪でも十分運用出来るしオボンの実持ち、磁石持ち(雷パンチでスイクン3発)等も存在する。
カビエアやハピエア等で2匹目で入るエアームドだと持ち物が問題ないが、6匹目で入れるときには持ち物がもう無くて入れられないというケースもある。
長くなったけど結論
けっきょく メタグロスが いちばん つよくて すごいんだね