金銀とGBAのエアームド その5 得意とする相手のキャラランクの高さ
いつも通り結論から書いておくと本来スペック的にも相対的地位的にも劣るはずの金銀エアがGBAエアより強い理由は・・・・
まず単純に金銀のナッシーバナあたりの草の強さ。
及び得意とする相手(上位50キャラ程度以内)の強さを足し算ではなく、特殊な掛け算した時に
金銀 (カビ) ガラ (ケンタ) ナッシー バナ ネール ヘラ サイドン ブラッキー イノムー ヌオー ミルタンク ツボツボ リングマ ドンファンetc
> GBA ヘラ (サイドン) バナ ジュカイン プテラ グライガー ケンタ ヌケニン テッカニン ユレイドル マッスグマ (ゴローニャ)等
前者が後者を上回るのが理由。
以下続きより。
基本的には努力値システムの変更で両刀が難しくなってることや、種族値高いキャラが優遇されている(ステータスの下がり幅が少ない)というのもあって、下位キャラを詰ます能力であったりエアームドの餌となるポケモンの数、割合でいうとGBAのほうが上である。
が、実際の対戦ではキャラランクが高いポケモンが構築であったり3匹選出の段階で多く現れる。
よって、長期的に見たときの上位群の中にいる得意ポケモンの割合 さらに言うとその上位群の中でもそれぞれの強さ、使用率に対して重み付けを行ったうえでエアームドの活躍度を比較することにする。
特にエアームドのような受けポケは活躍できるかどうかは攻撃を受けることができるか(餌がいるか) にかかっているので非常に重要な要素である。
◇GBAの場合
最上位と言えるエアームドの餌はへラクロスのみ。
ボーマンダとメタグロスは最上位だが、型によっては逆にエアームドを起点にしてくるので除く。カビゴンものしかかりシャドボカウンター自爆型等はエアームドの餌になりうるが、基本型に大文字火炎放射雷のどれかが入るので除く。
へラクロスは対策出来るポケモンが非常に限られ、後出し出来るポケモンや拘りメガホ(特に根性発動時)の一環を止められるポケモンはかなり少ない。
へラクロスが常に最上位の使用率であるならばエアームドは強い。
上位群の中ではサイドンとゴローニャはエアームドを逆に起点にしてくる可能性があるので除くと餌になるのはフシギバナ ジュカイン プテラ グライガー ケンタ ヌケニン テッカニン ユレイドルあたり。
どのポケモンも決して侮れないポケモンで、対策必須と言える。
◇金銀の場合
最上位と言える上位20キャラ程度の中に得意な相手が多い。
地震カビA、寝言カビAが主流であるものの50では炎技持ちが多いので一応カビゴンを除いても
ガラ ナッシー バナ ネール ヘラと5匹いる。
中でもガラガラは後出しからの対策が出来るポケモンが非常に限られ、数は一桁台。貴重な役割だと言える。
上位群の中ではサイドン ブラッキー イノムー ヌオー ミルタンク ツボツボ リングマ ドンファンあたり。
ぬるいポケモンが多く、他で対策出来ることも多い。 GBAと比べると重要度は下がる。
◇比較すると
上位群で比べるとGBA>>>金銀
最上位群で比べると金銀>>GBA
これを使用率等の重み付けを付与して考えるとエアームドの需要(得意とする餌ポケモンの強さ)は金銀≧GBAという個人的結論になった。
かなり主観も入ってるし、GBAの上位の一部には対策が難しいポケモンも多い かつ 上位群で比べたときの強さが単純にGBA>金銀なので人によって結論は変わることが多いだろう。