GBAのチルタリス解説

・そもそもどんなキャラか

特殊耐久が高い（ほんの少し振るだけでサンダースのめざ氷等を耐える）
自然回復のお陰で鬼火や毒等に強い
攻撃能力と素早さがボーマンダに圧倒的に劣る
滅びの唄を覚える

・どういう使われ方をされていたか

環境当時、ホモピアさんが使っていたソーナンス＋ボーマンダ＋チルタリスの３匹をパーティに組み込む使い方が非常に良く出来ている。

チルタリス＋ソーナンス→滅び＋影踏み（及びそのファントム）
ボーマンダ＋ソーナンス→拘りボーマンダが相手のソーナンスに刈られない（ルール的に選出不可能）　且つ　相手のヘラナンスに超強い。
ボーマンダとチルタリス（攻撃面）→物理攻撃オンリーのボーマンダ（残飯HB腕白エアで止まる）と特殊技メインのチルタリス（エアームドを突破可能。）の組み合わせで選出段階での止め難さが増す
ボーマンダとチルタリス（防御面）→意地っ張りASベースで拘りグロスのコメパンやサンダースのめざ氷などで落とされてしまうボーマンダと、素早さを犠牲にすることでそれを耐えるチルタリスを選出で使い分けることが可能。

また、自然回復眠るのお陰で持ち物コストが非常に安い。ようは持ち物は余ってる物何でも良い。

フシギバナや鬼火マタドガスファイヤーヘルガー、やどみがジュカイン、ワタッコ、ヌケニン、キノガッサ対策等、ボーマンダより優秀な部分もあって単体運用も十分に可能なポケモンだと思います。

穏やかチルタリス＠光の粉
ドラゴンクロー　大文字　滅びの唄　眠る

努力値
H252 A0　B12 C148 D44 S60
実数値
H182 A☓　B112 C108 D144 S108

ほんとこう見てみると意外と実数値も悪くない。　単に同じタイプにボーマンダっていう最上位ポケがいたというだけで決して弱いポケモンではないと思う。

以下、調整先や計算結果等。

【HP面】8n-2（ただの全振り）

【物理耐久面】　A２０５グロスの拘りコメパンの最大乱数以外耐え

155 157 159 161 162 164 166 168 170 172 173 175 177 179 181 183

A111マタドガスのヘドロ爆弾を超高乱数で３発耐え
51 52 53 53 54 54 55 56 56 57 57 58 59 59 60 61

A152ケンタロスの拘り恩返し（威嚇かかってる時）そこそこの高乱数で２発耐え
79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94

【特殊耐久面】　11n＋1。C198ゲンガーの冷凍パンチを上から３つ切って耐え。
159 161 163 165 167 169 171 172 174 176 178 180 182 184 186 188
C194サンダーのめざ氷は確定耐え。

控え目のC１５４エンテイ（晴れ文字で残飯カビ３発、晴れソーラーでミロカロス２発）の晴れ文字を高乱数で３耐え。
54 55 55 56 56 57 58 58 59 60 60 61 62 62 63 64

同じように臆病のC150~152スターミー（雨ハイドロで残飯カビ３発）の雨ハイドロを高乱数で３耐え。
53 54 54 55 56 56 57 57 58 59 59 60 61 61 62 63

C160~162ヘルガーの噛み砕くを超高乱数３耐え。
51 52 53 53 54 54 55 56 56 57 57 58 59 59 60 61

【特殊攻撃面】　H187-D111メタグロスを大文字で高乱数２発

90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 106

【素早さ面】最速陽気ガラガラ等４５族（１０６）＋２、意地っ張りカイリキー等無補正５５族（１０７）＋１。　ド安定ライン。

HGSS時代にガブリアスとフライゴンが同居していたパーティがあったように、GBAでもボーマンダとチルタリスが同居するパーティがいないわけではないという前提で考えたい。　
残飯カビパの弱点になりうる雨ハイドロ雷スターミーとか晴れ文字ソラビエンテイとかを受けれる（しかも火傷とか麻痺の事故回避可能）のに加えてマタドガスとかファイヤーとか受けにくい所を受けてくれるというのは偉い。