GBAのヘラナンスの対鈍いカビはあまり強くない(重要)

Twitterでちょっとだけ触れたことの"ナンスって実はそこまでカビに強くないよ。 "部分についてです。 


以下やや長文。

何故強くないかというのは人によっていろいろあるでしょう。
1,のしかかりや雷で麻痺って事故ること
2,地割れで一撃で殺されてしまうリスク
3,下降補正火炎放射のダメージが低すぎる(ソーナンスがD振りの場合)
4,大文字のPPがうまい具合に外れも咬み合ってPP切れを起こしてアンコからのミラコで殺しきれない


などなど挙げられますが、今回は単純に残飯カビに鈍いから圧殺される可能性について。

カビゴン側鈍い(1) ソーナンス側、何かからソーナンスへチェンジ or ソーナンスが場にいてカウンター
ソーナンス側アンコール  カビゴン側鈍い(2) アンコターン1
ソーナンス側ヘラにチェンジ カビゴン側鈍い(3) アンコターン2
ヘラクロス瓦割り     カビゴン側鈍い(4) アンコターン3
ヘラクロス瓦割り     カビゴン側鈍い(5) アンコターン4
ヘラクロス瓦割り     カビゴン側鈍い(6) アンコターン5
ヘラクロス瓦割り

残飯カビゴン側がH256-A140-B96-C88(89)-D166(165)-S45の物理耐久面ではおそらくギリギリ最低のもの

ヘラクロス側が意地っ張り全振りでA194の鉢巻前提として瓦割りのダメージは


鈍い0回  260〜306
鈍い1回  173〜204
鈍い2回  132〜156
鈍い3回  107〜126
鈍い4回  89〜105
鈍い5回  76〜90
鈍い6回  68〜81

のようになっている。
アンコターン2の次の拘りヘラの最初の瓦割りで107~126/256
アンコターン3の次の2度目の瓦割りで196~231/272
アンコターン4の次の3度目の瓦割りで272~321/288
アンコターン5の次の4度目の瓦割りで340~403/304

アンコールの持続ターンが2~6なので、2か3を引いたら負け、4の場合はヘラクロスのAとカビゴンの物理耐久次第となる。例えばヘラクロスがA176なんかだと高乱数で耐えられてしまう。

アンコターンの正確な分布はわからないけれども、もし等分だとしたら最低でも3分の1は負けてしまい、場合によっては半分負けてしまう。
(なお、鈍いを貫く急所はここでは考慮していない)

ダイパのインファイトヘラだとかカイリキーの拘りけたぐりだとかだと基本的にはこういう問題はほとんど起きないのだけれども、瓦割りの火力が低すぎるせいで実は完璧に立ちまわってるはずが数割の負け筋を作ってます。


この立ち回り部分は実は誰にも話してなかった(&POでの実戦でも一度も起こったことがなかった *そもそもヘラナンス使いがいない)ので、知らなかったという人も多かったと思います。
(ただ、計算すればわかることなので環境当時から知られていたりで単なる車輪の再発明である可能性も高いです)

明日はヘラナンス側のこの回避策を書きます。