猛火ヤタピリザードンの火力

GBAリザは太鼓という怖い択があるからこそ裏の晴れ文字とかが怖いポケモンなのだとずっと思ってたけど、計算していくと逆に晴れ文字のほうが明確な表択だと思うようになりました。

リザードンが当時の実機環境で多いのはカッコ良さだとか人気だとかロマさんみたいなキャラ愛の人がいたりだとかってのもあると思ってたんだけど普通にアタッカーとして優秀なんですね。


金銀脳だから晴れ文字なんて55ファイヤーくらいの火力&耐久無いと全然たいしたことないみたいなことを思ってたけど、GBAは拘り鉢巻とかの影響でスイクンとかは物理耐久に多めに振って特殊耐久甘くなるし金銀よりずっと特殊で突破しやすい。



ボーマンダを殺せるのでめざ氷いらないの巻


ヤタピ発動の晴れ猛火文字でH4D4ボーマンダ


相手のHP:171
ダメージ:181〜213
急所:362〜426
ダメージ率:105〜124%
平均ダメージ率:115%
1回当てれば倒せます。


余裕の確1。もちろん桂馬ンダも一発。
めざ氷なんてなくてもボーマンダリザードンに対して後出しはかなり怖い。


同様にファイヤーもだいたい殺せるのでうまく使うことで鬼火受けかつファイヤーを起点に全抜きみたいなことも狙えます。

ちなみにリザの技構成によっては

無邪気最速CS
大文字 めざ草 身代わり 気合パンチ

みたいな感じで日本晴れが入らないこともありますが、それでもボーマンダに対しては交代際に文字もしくは身代わりをすることで

通常文字+ヤタピ猛火文字で
ダメージ:54〜64

ダメージ:120〜142

174〜206となって無振りマンダは倒せます。






同じ種族値バクフーンも全く同じことが言える。ヤタピ持ってればボーマンダに後出しされない。


ただ、リザと違って 文字 雷パンチ 身代わり 起死回生のテンプレ技構成でヤタピを持たせた時に対カビハピあたりの打点が微妙。 高HPの時の身代わりに対するカビチェンジにあんまリスクを与えられないんだよな。。。




◇ヤタピサンダーとの違い

256−166カビは

1 サンダー(HP26%〜49%くらい) 対 サンダーに弱いやつ
2 サンダー身代わり→ヤタピ発動  カビチェンジ
3 サンダー雷 カビ攻撃→身代わり破壊
4 サンダー雷

これを高乱数で耐える。

リザとかバクフーンはそのHPからの身代わりによってヤタピと猛火の1.5倍が重なって同時に発動するので256−166の免疫カビが2発で確定で死ぬようになる。
割と絶妙なHP調整のための立ち回り(死に出し含む)が必要ではあるが。


◇ファイヤーとの違い

テンプレの特殊耐久調整ライコウ(サンダーの雷及びミロの波乗り3耐え)が控え目ファイヤーの晴れ文字を1発耐えるから文字がプレッシャーの前で4発しか打てないせいもあってライコウ+免疫カビを突破するのはPP的にかなり厳しい。カビも256−166残飯カビは晴れ文字を2発耐えてくる。

めざぱ等のサブウエポンを持たないファイヤーはカビとライコウを両方突破することが不可能になる。
持っていたとしてもライコウがカゴ眠るを駆使して晴れ文字を最低2発(PP4)受ける他、眠る持ちカビを倒すのに最低3発必要になる上、晴れのターンにも気を使う必要がある。


リザードンとかバクフーンはそのライコウを猛火ヤタピ文字で1発、256−166カビを2発で飛ばすことが出来るのでPP的には全く問題ない。



御三家で地味な印象がある猛火だけど本当に強い特性なんだなと見直してます。
GBAは炎技が攻撃範囲的に強いというだけじゃなく炎技の火力であったり炎ポケモン自体が強い。