ライコウの復権

超久々に第5世代のシングルについて。

ライコウはBW発売以降あまりぱっとしないポケモンだけど、BW2で環境がいろいろ代わって今はライコウに追い風なのかもと思ってるのでその理由を列挙してみます。

有利な要素のみ取り上げるのであまり流され過ぎないようにしてくださいね。あとステマとかではないです。




1、キノガッサの強化によるナットレイカバルドンドリュウズの弱体化(ドリュウズの弱体化は霊獣ランドロスの影響もあり?)

これが一番大きい。HGSSで強かった毒ライコウ(ネオノイコウ)等の「場に出した時にとりあえず毒打っておけばリターンは保証される」という利点がBW1以降で消えてたけど、そのディスアドが減りつつある。

(だからといってライコウ+ガッサが強いとかそういう主張ではないです。)


2、霊獣のFCボルトルネの影響

霊獣ボルトロス(スカーフとんぼの可能性も加味)に対して安定する珍しいポケモンである。

また、トルネロスの大幅強化によって飛行技+αへの耐性が必要になった。

具体的に言うと飛行技を半減以下に抑えつつ、サブ技(熱風、馬鹿力、とんぼ等)を等倍以下に抑えるある程度硬いポケモンの株が相対的に上がる。

3、カイリューの竜舞型の減少とボーマンダの増加

霊獣ボルトルネランド等の新ポケ+ガッサ強化→氷技が強くなる→氷柱針マンムーが非常に多くなった。

その影響で竜舞カイリューで3タテするというプランがBW1より立てにくくなっている。

逆にボーマンダは対ガッサでメガネ寝言型等が受けループにピンで入ってきたりと前よりも復権気味。

ライコウカイリューにめざ氷を余裕で耐えられて起点にされることはあるけど、ボーマンダには基本的にはそこまで対面からは弱いポケモンではない。(ヤチェ竜舞とかはごめんなさい)

3、115族というのはやはり強い

例えば強化された単純瞑想分身アシパのココロモリが素早さ種族値114。

PO内での限定メタとはいえ、ライコウが存在するだけでココロモリ入り構築に対してある程度の勝率確保にはなる。

古いBW1の一時の流行りではあるけどライコウが存在するだけで置き土産からの球悪だくみボルトなんかへの抑止力にもなる。

4、スカーフメタモンに弱いポケモンではない

そのまま。瞑想は竜舞とか殻を破ると違って防御面も上がる素早さなので例え積んでる時にスカーフメタモンが出てきても負け確という自体にはなりにくい。めざぱ持ちメタモンで、かつメジャーな岩とかじゃなくてライコウの弱点の地面を持っていたとしても簡単に無効出来る属性なので全抜きされる危険性は少なめ。

また、ネオノイコウとかの守る持ちライコウならメタモンには問題なく強い。

「変身」状態は技のPPの関係でプレッシャーには非常に弱いのが理由。


5、瞑想スイクンの増加

これはBW1末期からだけど、瞑想を使うスイクンが増えてきている。

そして間違いなくスイクン使う側の視点から見てライコウは非常に面倒。

これはライコウに実際に瞑想が使うかどうかは別で、あくまで相手視点。

瞑想からの急所だの熱湯での火傷だの不安定部分はあるけど、大事なのは瞑想スイクンが環境に多いという所。

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マンムーが増えたのにライコウ強くなったってどういうことなの・・・って思われるかもしれませんが、基本的には毒を使うライコウを考えています。(もちろんいきなりのマンムーとの対面からは基本的に逃げます)

割と適当な論理であんま自信は無いですが、こんな感じのことをこれからも思いついたら書いていこうと思います。