金銀の50ベトベトンの魅力

117さまにリクエストされたので・・・


昔書いたマグカルゴの記事のような箇条書き、かつもっと簡潔に。



ベトンの魅力は

1.数値受けによる特殊耐久
2.特殊ポケモンへのしっかりとした打点
3.耐性(毒無効+毒、草、格、虫半減)


これらによってレベル55のエース(地震カビゴンバンギラス)の保管となる点。
高い特殊耐久×メジャーな特殊技に弱点を突かれないのを生かして等倍の水炎電気等をそこそこ受ける。
決して低すぎない物理耐久×格闘、虫、毒耐性によって55オコリザル等の地震なし格闘やドククラゲなどを誤魔化したりする。
+高い特殊耐久×草半減によってフシギバナに眠らせながらもある程度何度か後出ししつつ運ゲーで勝率を稼げる。



攻撃範囲も岩には何も出来ない代わりに岩以外にはだいたいそこそこのダメージが入る。その代わり、岩に対しては周りを強く組む。(このへんはGBAカビに似てる)



55カビ単Aに入れるポケモンは負けないようにパーティの穴を塞ぐという印象だけど、ベトベトンはどちらかというと穴を上手に塞ぐというよりは勝率確保のために入れるイメージ。

完璧に何かを出来るって点は少なくて、少し期待できることを何個も持っているのが強み。

【GBA前期】バトン先としてのサイドンの欠点とアーマルドの利点

サクラビスはバリアーとド忘れのバトンの2択。攻撃技としては水技と冷凍ビームの2択があるのだがとりあえずここでは表択?である波乗りド忘れとする。

サイドンの欠点

Sに全振りしてしまうと特殊耐久と物理耐久の両立が困難なこと。
相手のHBベースのミロカロス地震2発(剣の舞からの1発)で倒せない以上、ミロカロス入りの3匹に対して全抜きするには

1.ド忘れ1回で波乗りを1発耐える
2.ド忘れ3回(特防マックス状態)で波乗り2発耐える

ことが必要。剣の舞1回から地震2発で殴るか、剣の舞2回から地震1発を打つ必要があるため。
相手がミロカロスを全面に押し出してる場合はど忘れ3積みから、サクラビスで削って再生のタイミングで投げる。ミロカロス以外を先頭にしている場合はド忘れを1回に留める抜き筋もあり。

この状態で残りを物理耐久に振っても陽気ケッキングの拘り破壊光線で高乱数2発で沈んでしまうので

サクラビス高速移動 相手ケッキングに交代
サクラビスバトン→サイドン ケッキング拘り破壊光線
サイドン剣の舞 ケッキング反動(かつなまけ消費)
サイドン地震(A200でも耐えられる) ケッキング拘り破壊光線でサイドン死亡

となってしまう。勿論アーマルドでも同じ。

アーマルドと比べた時の欠点はサクラビスからサイドン地震が明らかに一貫しているところ。


アーマルドの利点

・特性があるところ(サイドンルビサファ時点では捨て身タックルを覚えなくて突進なので実質特性無し)
・急所に当たらないのでド忘れやバリアーを繋ぐ安心感がある
地震を等倍に抑えるのでサイドンより拘り地震に壊されにくい
・水が2倍なので高速ド忘れを繋いだ時のミロカロス突破が幾分か楽。




アーマルドはめざ岩でも素早さが足りるのだが、ネンドール等への打点でめざ虫が欲しいので結局は地震ロクブラめざ虫剣の舞になる。(剣の舞と岩雪崩の同時遺伝はサイドン同様おそらく不可能)

前期環境のサクラサイドンとサクラアーマルドはもうちょっとだけ考えてみたい。

【GBA前期】サクラサイドン叩き台

控え目サクラビス@オボンの実
波乗り ド忘れ 高速移動 バトンタッチ
努力値
H252 A- B140 C12 D4 S92
実数値
H162 A80 B143 C149 D96 S84

意地っ張りサイドン@ラムの実
地震 ロックブラスト メガホーン 剣の舞
努力値
H20 A76 B4 C D156 S252
実数値
H183 A176 B141 C D85 S92


サクラビスは物理耐久が意地っ張りヘラの拘りメガホの最大乱数以外耐え

サイドンは特殊耐久が4振りレジアイス(C121)の冷凍ビーム耐え。ド忘れ1回で同じく4振りミロカロスの波乗り耐え。 Sは2段階上昇で115族(スターミー)抜き

サイドン努力値を考えていて思ったのだが、Sに252振ってしまうといろいろと足りなくなってしまう。
本当は陽気ケッキングの地震耐えとかまで振りたいのだが・・・今後引き続き考えていきます。

B微振りグロス

カビグロスボーマンのパーティで、2015年途中~2016年の中盤くらいまで想定していたメタグロス努力値振りです。(今は変わってます)

意地っ張りメタグロス@ラムの実
コメットパンチ 地震 岩雪崩 大爆発
努力値H220 A36 B28 C0 D4 S220
実数値H183 A176 B154 C- D111 S118

【HP面】
8n-1

【攻撃面】
H振りグロス地震で2発等

【防御面】
拘り鉢巻持ちの陽気ケッキングの地震を最大乱数以外1発耐え

【特防面】
臆病ライコウの10万ボルト、微高乱数2耐え
臆病サンダースの10万ボルト、高乱数2耐え

【素早さ面】
最速55族+1
準速65族+1


陽気ケッキングの拘り地震
154 156 158 160 161 163 165 167 169 171 172 174 176 178 180 182 184

臆病ライコウの10万ボルト
111 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96

臆病サンダースの10万ボルト
111 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94


Hグロスの耐久をギリギリまで切り詰めて、素早さを重視して振った感じです。
拘りハッサムが重いパーティ等で効果的。

GBAのカゴカビを考え直した結果

ルビサファの前期環境については1年に1回くらいその時点でのパーティを書いたりで今後もゆっくり焦らず長い目で考察していこうと思ってます。

今日は今更ながらカゴカビについて。
過去に書いたカゴカビはだいたい似通っていて特殊耐久がH254-D154くらいで臆病サンダース(C162)の10万ボルトの高乱数4耐え、物理耐久はメタグロスのコメパン2耐えだったんですが、考えを改めました。もっとHP振ります。


【今まで】残飯カビは食べ残しを持つお陰でカゴカビより特殊耐久が高い
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【これから】残飯カビは食べ残しを持つお陰でカゴカビより物理耐久が高い その代わりカゴカビは鈍いからの眠るという1回きりのインスタント回復によってすぐに能力を高められる。

慎重カビゴン@カゴの実
のしかかり 雷 鈍い 眠る
努力値 H228 A12 B4 C0 D252 S12
実数値 H263 A132 B86 C- D178 S52

【HP面】
8n-1
H≒A+B

【攻撃面】
桂馬ンダ等グロスの拘りコメパン耐えを逆調整で3発。

【防御面】
A176グロスのコメパンを高乱数2耐え

【特攻面】
ただの下降補正だが、特殊耐久振りエアームド3発等。

【特殊面】
控え目サンダーC194の金属音10万2発耐え(高乱数気味)
臆病ライコウC167の瞑想10万ボルト3発耐え
控え目ファイヤーC194の晴れ文字確定2発耐え

【素早さ面】
麻痺ったカムラ発動意地っ張りヘラ等85族抜き。

【GBA前期】 残飯両刀マタドガス

車輪グッドスタッフ2017の構成ポケモン努力値振り最終回です。
ボーマンダは対HB図太いミロカロスへの捨て身ダメージの関係でほぼASで何の捻りも無いので省略。せいぜいAを200まで削ってH175にしたりBちょっと振ってヘラの拘り根性めざ岩を威嚇で耐える乱数上げる程度しか工夫出来ないので)

能天気マタドガス@食べ残し
ヘドロ爆弾 火炎放射 痛み分け 大爆発
努力値 H212 A4 B244 C4 D0 S44
実数値 H167 A111 B188 C106 D81 S86

物理耐久の目標とかは2014年のときと変わってないですが、陽気の拘りケッキングの破壊光線の乱数耐えを最大だけじゃなくて上から2個切ってます。

188 143 145 147 148 150 152 153 155 157 158 160 162 163 165 167 169

意地っ張りA204ボーマンダの拘り捨て身は確定2耐え。

188 73 74 75 76 77 78 79 80 80 81 82 83 84 85 86 87



ケッキングの乱数を切ってHPを削ってまで素早さの
下降ネンドール等75族(85)+1
図太いの準速ソーナンス(85)+1
を実現したかったというのもあります。
滅多に受けないHP満タン状態での拘り破壊光線の乱数よりも爆弾としての性能を重視。

HPは8n-1で一応宿木耐性。 大した努力値振りじゃないですけど、これ以上いじりようがない完成されている振りだと思います。

【保存版】【GBA前期】全方位微調整グロス

努力値の前にグロスのめざ岩について解説します。

前期グロスは爆破、雪崩、雷パンチ、捨て身を覚えないこともあって、基本はコメット 地震 眠るの3つが入って4つ目を何個かの選択肢から選ぶことになります(拘り型は除く)

めざ炎
めざ電
めざ岩
めざ飛(燕返し
どくどく
ヘドロ爆弾
サイコキネシス

のだいたい7択になるわけですが、これが一番強いということはなくパーティが完成した後に穴を塞ぐために選ぶという形になります。
今回の車輪グッドスタッフ2017に於いてはミロカロスヌケニンに無抵抗なことと、怪しい光が抜けたことによって眠り続けるギャラドスを倒せなくて【めざ飛 地震 龍の舞 眠る@カゴの実】という型に対して勝てるポケモンが少ないというのが弱点となります。
ギャラドスマタドガスネンドールは爆破で共倒れは狙えるものの、役割が残っている時に爆破出来ない瞬間だとレジアイスボーマンダの2匹しか眠り続けるギャラドス咎められないので、選出の幅を持たせるためにも打点が欲しいと判断してめざ岩になりました。
エアームドを無償召喚で呼ぶことになりますが、(いくら環境の電気が弱いとはいえ)ギャラドスエアームドが同時に構築に入っていてなおかつ選出されることは少ないと踏んでいます。


で、当初のめざ電の個体と比べて、めざ岩だと個体値の関係で実数値で2下がってしまい、耐久と火力を両立したままSを下げると臆病ナンスどころか意地っ張りサイドン等40族と同速になってしまうということで考え直しました。



結果的に2014年の時のものより物理耐久をやや下げて破壊光線2耐えの乱数を甘えて、その分特殊耐久を上げました。

意地っ張りメタグロス@ラムの実
コメットパンチ 地震 目覚めるパワー岩 眠る
個体値HAbCds
努力値H252 A36 B80 C4 D112 S24
実数値H187 A176 B160 C104 D124 S93
(Cの値は別に意味ありませんが、突然のサイコ型への個体流用等を考えて一応振ることに想定してます。技を変えただけでそのまま使えるように。)

以下両立してること

【物理攻撃面】
H252B4メタグロス(H187-B151)を地震で高乱数2発
H振りギャラドスをめざ岩で高乱数2発
HB腕白ギャラドスをめざ岩で超高乱数3発

【物理耐久面】
陽気A全振りケッキング(A212)の拘り破壊光線をやや高乱数2耐え

【特殊耐久面】
控え目C振りサーナイト(C193)のめざ炎を高乱数2耐え

【素早さ面】
意地っ張りサイドンヌケニン等40族+1


ケッキングの破壊光線耐えは命中も考えてやや甘め。

160 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99

サーナイトのめざ炎2耐えは

124 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98


補足しておくと、グロスのラムはねむカゴの代替として使えるだけでなく自分より遅いマタドガスサマヨールを攻撃アップのチャンス時等に鬼火を気にせずに無理やり突破出来たり、サーナイトとの対面で突っ張れるというメリットがあります。

電磁波や威張るの教え技もない環境ですし毒以外でラムを消費してしまう暴発のリスクは後期と比べるとだいぶ低くて優秀です。

特殊受けが(物理攻撃技で殴る)カビではなくアイスの環境なので、瞑想持ちは非常に厄介。
アイスだけでカバーしにくい相手として、対フーはネンドールで後出し、対サーナイトは後出しは安定しないけれどもメタグロスでの対面性能を確保で穴埋めをしています。

もちろん、対ルナトーンソルロックはまだXDがなくてバトンも無いということもあってメタグロス後出しで基本的にはなんとかなります。

ルナソル 特に拘りボーマンダをガッチリと受けてくるHBベースのソルロックへの対策はパーティ単位で考えているので、今後詳細記事を書くかもしれません。